【ロープワーク】スリップノット(引き解け結び)
こんにちは(^∇^)
アソブラボ中の人です。
「スリップノット(Slip knot)」または「ランニングノット(Running knot)」日本語で「引き解け結び」もキャンプでよく使うロープワークの一つです。
スリップノットは輪っかの大きさを可変にできます。結ぶ対象物の大きさに合わせて輪っかの大きさを変えたい場合に使用すると便利です。輪っかの大きさを固定したい場合はバタフライノットで結びましょう。
スリップノット(引き解け結び)
ロープの途中に輪っかを作りたい場合にスリップノットで輪っかを作ります。初めにロープが対象物等に結ばれていない状態でスリップノットを結んでみます。
右手側が端(先)、左手側が元ロープというのはどのロープワークでももうお約束です。
右手側の端が下に重なるように、向かって下に輪っかを作ります。
右手側の端の中間辺りを、作った輪っかの中に通します。
ちなみに、
右手側の端を全部通すと、普通の結びになります。
戻しますね。
あとは、結び目を締めたらスリップノットの完成です。
裏から見るとこんな感じ。
解き方は簡単です。
ロープの端と元を引っ張っていくと、
ご覧のように
簡単に解けます。
TOUGH-GRID 750ポンド（耐荷重340kg） ミルスペックパラコード 50フィート 11芯
https://amzn.to/3NU0dDw
次にロープが対象物等に結ばれている状態でスリップノットを結んでみます。元ロープはタープのループにツーハーフヒッチで結んでいます。
右手側の端が下に重なるように、向かって下に輪っかを作ります。
右手側の端の中間辺りを、作った輪っかの中に通します。
あとは、結び目を締めたらスリップ・ノットの完成です。
輪っかをポールや木の枝などに掛けます。
輪っかを対象物の大きさに合わせて締めたら完成です。
輪っかを作る結び目の位置はスリップノットを結ぶ時に調整してください。
スリップノットの結び方をご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。覚え方は次の通りです。
ロープの結び方の覚え方
右手側の端が下に重なるように向かって下側に輪っかを作り、その輪っかの中に右手側の端の中間辺りを通して結び目を締める、と覚えましょう。
スリップノットの結び方を動画でもご紹介しております。よろしければどうぞご覧ください。
今回ご紹介したようにタープやツェルトのポールを支える以外にもトラッカーズヒッチなどでも使用することもあります。覚えておくといいですよ❗️
ROTHCO(ロスコ) ナイロンパラコード 30m(100ft) HUNTER GRN 123
https://amzn.to/48N1G6V
DaLaCa パラコード テントロープ タープロープ ガイロープ 反射材入り 太さ 4ｍｍ / 5ｍｍ 長さ 30ｍ / 50ｍ 耐荷重 350kg
https://amzn.to/3TY9OwY
