【ロープワーク】クローブ・ヒッチ Clove hitch | 巻き結び
「クローブ・ヒッチ(Clove hitch)」日本語で「巻き結び」をご紹介します。
クローブ・ヒッチ
ロープを用意します。
クローブ・ヒッチはロープの端でも中間でもどこでも結ぶことができます。
ロープを指に3回巻きつけます。バタフライ・ノットと同じ要領です。
巻きつけたロープをそのままの形で指から抜き取ります。
抜き取ったロープを写真のように広げると輪っかが2つ出来上がってます。
右手側の輪っかを左手側の輪っかの下に重ねます。
重ねた輪っかを結びたい対象物に通します。ここでは指に通してます。
きつく締めたらクローブ・ヒッチの完成です。
クローブ・ヒッチで2本の枝などを繋いでポールの二股化ができます。
先程と同じようにクローブ・ヒッチを作ります。今回は太めの枝にロープを通すので指4本に巻きつけます。
同じように指から巻いたロープを抜き取り、
右手側の輪っかを左手側の輪っかの下に重ね、
対象物に結びつけます。
次に2本の枝を重ねてロープを巻いていきます。
ここでは横3巻、縦2巻にしました。
最後留め方もクローブ・ヒッチで留めます。
写真のように輪っかを作り、
枝に掛け、
きつく締めます。
同じことをもう一回やってきつく締めます。
これで2本の枝を繋いで二股化することができました。
ちなみに90度以上は開きません。
90度以上開きたい場合は次のように枝を互い違いに組みます。
すると90度以上開くようになりますが、今度は90度以上閉じなくなります。
動画でもクローブ・ヒッチの結び方をご紹介しております。よろしければどうぞご覧ください。
クローブ・ヒッチの結び方をご紹介しましたがいかがでしたか⁉️このロープワークは意外と使うシーンはありますので覚えておくと良いと思います。