【ロープワーク】プルージック(Prusik)
「プルージック(Prusik)」日本語で「プルージック」の結び方をご紹介します。
ノットやベントやヒッチなどの結びの名前のないロープワーク「プルージック(人の名前)」ですが、プルージックはフリクションノットの一つなので、あえて結びの名前を付けるならば「プルージックノット(Prusik knot)」でしょうか。
プルージック(Prusik)
プルージックをキャンプで使うシーンは、木と木の間をロープでつなぐリッジラインを使ってタープやツェルトを張る際、タープやツェルトにテンションを掛ける時に使うことが多いと思います。
それではキャンプなどで使用する場合のプルージックの結び方をご紹介します。
リッジラインに結び付ける用のダブルフィッシャーマンズノットで結んだスリング(輪っか)を使用します。
リッジラインの下にスリングを通します。
スリングの上側、結び目がある方を手前に持ってきて、
一周します。
もう一度、スリングの上側、結び目がある方を手前に持ってきて、
二周目。
さらにもう一度、スリングの上側、結び目がある方を手前に持ってきたら、
今度は輪っかの手前側の下に結び目側を通します。
輪っかを巻き付けた通りに形を整えながら締めていきます。
外側から内側に向かってロープをしっかりと巻き付けることができたらプルージックの完成です。
アップで見るとこんな感じ。
ロープの結び方の覚え方は次の通り。
ロープの結び方の覚え方
スリングをリッジラインの下に通してスリングの上側を手前にクルクル3回巻く、と覚えましょう。
動画でもプルージックの結び方をご紹介しております。よろしければどうぞご覧ください。
プルージックの結び方をご紹介しましたがいかがでしたか⁉️
今回リッジラインに3回スリングを巻き付けましたが、キャンプで使用するだけなら巻きは2回でも良いかもしれません。巻く回数によって結び目の強固さが変わりますので、必要に応じて巻く回数は調整してみてください。