【DIY】ポケットストーブに入る高さ可変の自作空き缶アルコールストーブ

今日はポケットストーブに入る、高さが可変する空き缶アルコールストーブの作り方をご紹介します。

自作空き缶アルコールストーブ

作り方は簡単です。使う材料はワンカップなどの飲み口が大きく開く空き缶一つ。

アルコールストーブを作る前に中身をなんとかしないといけません。グィッと飲んじゃいます。

使う部分は缶の上の飲み口部分と底の部分なので、中身の処理が終わったら、使用する部分のヤスリがけをしておきます。

上下とも19mmの高さでハサミを使って切り外します。缶の中央部分にキリなどで穴をあけ、そこにハサミを入れて切り取ってください。普通のビール缶と違って、この種類の缶は硬いので、切るときは注意してください。

切り口にヤスリをかけてバリをとっておきましょう。

ラジオペンチを用意してください。

ラジオペンチなどを使ってトップホール部分にアルコールが通る道を作ります。

こんな感じで缶の肩位まで折り目を付けます。

今回8ヶ所の折り目を作りましたが、折り目の数はご自由です。

トップホールと底の部分を組み合わせます。

折り目が付いてる分トップホール部分は底の部分より小さくなっているので難なく入れることができます。

はい、しっかりと底まで入りました。

使用するときはトップホールをこの位(2〜3mm)持ち上げて使用します。

それでは肝心のポケットストーブに入れることができるか試してみます。

バーナーの大きさとしてはちょうど良さそうですが果たしてフタは閉まるのでしょうか。

お、大丈夫そう...

はい、完全にフタを閉じることができました。

これならポケットストーブ内にアルストを収納して持ち運ぶことができます。

続いて燃焼テストです。

ポケットストーブをセットしたら、トップホール部分を2〜3mm持ち上げます。

アルコールを入れて...

点火します。

はい、火が点きました。

10秒程で本燃焼になります。

ちなみに、トップホールを持ち上げなくとも本燃焼します、が、若干弱火になるようです。使い分けても良いかもですね。

上の写真はトップホールを2〜3mm上げた状態、下の写真はトップホールは引っ込めた状態です。火力が違うのわかりますか⁉️

YouTubeに空き缶アルストの作り方動画をアップしてあります。

よろしければご覧ください。

今回も使用しているアルコールは燃料用アルコールではなく消毒用アルコールです。

なぜ消毒用アルコールを使用しているのかは、こちらの【outdoors】キャンプで使用する燃料についてでもご紹介しています。

消毒用アルコール、除菌や消毒もできて燃料にもなる。ススは出ますが手が洗えなかったりするアウトドアでのアルスト用燃料にオススメです！

今回作ったアルコールストーブ、高さが19mmと低いのですが、燃料は約30ml程入るので、1合炊飯位はできそうです。