【自転車】初めてのフレンチバルブ空気入れ!
自転車の空気入れの経験、皆さんも一度はあると思います。
しかし、自転車に空気を入れる際に使用する、タイヤのバルブにはいくつかの形式があることをご存知ですか⁉️
自転車バルブの種類
自転車のバルブ形式は主に3種類あります。
- 英式バルブ(SCHRADER)
- 米式バルブ(PRESTA)
- 仏式バルブ(DUNLOP)
英式バルブは主にママチャリなどで使用されています。米式バルブはマウンテンバイクで使用されています。車やオートバイなども米式のバルブです。仏式バルブはロードバイクやクロスバイクで使用されています。マウンテンバイクでも使用されている場合もあります。
タイヤの空気圧
さらに、スポーツバイクのタイヤには指定の空気圧があり、タイヤのサイドウォールに表示されています。
見づらいですね、明るさを変えますね。
左から
MIN.75 - MAX.100 P.S.I.
5.0 - 7.0 BAR
500 - 700 KPA
と、3つの数値と単位が表示されています。
空気圧の単位にはいくつかあります。
- P.S.I.
- BAR
- KPA
- kgf/cm2
P.S.I.はパウンドパースクエアインチ。
BARはバール。
KPAはキロパスカル。
kgf/cm2はキロ・グラム・フォース・パー・平方センチ。
ちなみに...
BARとkgf/cm2は単位は違いますが、ほぼ同じです。10 BAR ≒ 10 kgf/cm2。
BARを100倍にするとKPAになります。1 BAR = 100 KPA。KPAはBARの100倍、kgf/cm2はKPAとほぼ同じ、P.S.I.だけかなり違うと覚えると覚えやすいかもです。
ハンディーポンプ(空気入れ)
今回購入した空気入れはこちらのGIYOハンディーポンプ。
GIYO(ジーヨ) GP-63S ハンディーポンプ ブラック 25 x 4 x 2.5 cm
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この空気入れに表示されている単位はP.S.I.。
なのでこの数値の範囲内、75から100P.S.I.になるように空気を入れていきます。
それでは始めます❗️
最初にキャップを外します。
キャップを外したら、
バルブを緩めます。
バルブを緩めたら、固着してないかの確認で、バルブの先っちょを軽く押して空気を少し抜きます。
いよいよハンディーポンプ(空気入れ)の登場です。
ハンディーポンプ(空気入れ)のバルブは仏式に変更しておきます。
バルブを緩めた状態で空気入れの穴にタイヤのバルブをしっかりとはめ込みます。しっかりはまると空気が漏れ出す音がしますので、
後ろ側にあるレバーを起こします。すると空気の漏れは止まります。ここ重要です。空気入れにバルブをはめた時に「シュー」って空気が漏れる音がしないときはちゃんと空気入れがバルブにハマっていません。必ず「シュー」って空気が漏れているのを確認して後ろ側のレバーを上げましょう。
空気圧を確認してみましょう。
この時点で空気圧は60P.S.I.です。先程確認しましたが、このタイヤの適正空気圧は、MIN.75からMAX.100P.S.I.となっています。60P.S.I.では適正空気圧ではありませんので、空気を足して適正空気圧にします。
それでは空気を入れていきます。
ハンディーポンプは腕の力だけで空気を入れるのでなかなか大変です。この時合計で40回位ポンピングしました。
では、空気圧はどうなったか見てみましょう。約40回のポンピングで60P.S.I.から70と80P.S.I.の間位まで空気圧が上がりました。本当はMAX.の100P.S.I.近くまで空気を入れたいところですが、かなりしんどいのでこの位にしておきます。
空気入れをやめるときは、始めるときとは逆になります。起こしたレバーを戻します。
すると空気が漏れ始めるのですぐに空気入れを抜きます。
最初に緩めたバルブをしっかりと閉めます。
キャップもはめて。
空気入れはおしまいです。
でもやっぱりもう少し空気圧を上げたいので、再度空気を入れました。
頑張ってポンピングしましたが、やはりMAX.100P.S.I.には届かず、80と90P.S.I.の間位が精一杯でした。これ以上空気圧を上げるには、フロアポンプが必要ですね。
空気を入れている様子は今回も動画にしてあります。よろしければ動画もご覧ください。
ちなみに、
NESTOのクロスバイクにはアダプターが付いてきます。
このアダプターがあれば街の自転車屋さんの空気入れで空気を入れることができます。
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